a や span など、もともとインラインレベルの要素に対して、display: inline-block; を指定すれば、その要素は inline-block になります

p や div など、もともとブロックレベルの要素に対して、display: inline; と zoom:1; を指定すれば、その要素は inline-block と類似した振る舞いになります

もともと block の要素に対して、display: inline-block を指定しても、hasLayout が true になるだけで inline-block にはなりません。 上記の結果を考えてみると IE 5, 5.5, 6, 7 では、

display プロパティが inline かつ hasLayout が true の要素の表示は 置換要素のようにレンダリングされ、inline-block と類似した振る舞いをする思われる

display プロパティの inline-block は hasLayout を true にするだけで、これを設定しても display の値は変わらないと思われる

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"WindowsならシステムトレイでDropboxをクリックして「設定 > 帯域」、MacならメニューバーでDropboxをクリックして「設定 > ネットワーク > 帯域 > 設定の変更」で、アップロード速度を「無制限」にしたり上限を好きな速度に設定することができます。"

知ってた? Dropboxの同期速度を簡単にスピードアップする方法 : ライフハッカー[日本版]

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 とっても珍しい翅だった。透きとおるような薄い、やわらかな水色をして、きらきら光る鱗粉をふりまいていた。懸命に追いかけた網のなかでもがいているのをそっとくるんで観察する。やっぱりいままでのどれとも違う。ぼくのコレクションに加わるそれは新たな色彩だった。
 翅もきれいだけれど、なかでも変わっているのは胴の部分だ。足が二対しかなくて、頭には二本の触覚が生えている代わりに豊かな金色の毛が覆っていた。
 きっと希少なものだから、大事に大事に扱わないと。最初のころはずいぶん失敗もした。網のなかでボロボロになってしまったり、胴の一部がもげてしまったり、展翅するのに羽が破れてしまったり。でも大丈夫。モンキチョウやベニシジミで練習を積んで、いまではすっかり上達したのだ。
 まずは胸を押しつぶして、それから真ん中に針を刺して、胴を突いてやわらかくして、そっと翅を広げるんだ。縮まないようにいっぽんいっぽん、丁寧に針で留めていく。想像するだけでわくわくする。
 いけないそんなにもがかないで、暴れないで。翅が傷ついてしまうから。もうちょっと眺めていたいけれど、やっぱりだめかな。
 早く殺してしまわなくちゃ。

“自慢のコレクション”

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 こぼれてもこぼれてもあふれ出る涙が止まることはなくいずれ洪水になってネズミやドードー鳥を押し流すんじゃないかしらと思ったら自分がアリスになったみたいで少しおかしくてでもそうしたらわたしも今度は小さくなって一緒に押し流されてどこかへ行ってしまえるのだからそれはとても素晴らしい思いつきだったけれどいくらあおいでみたところでからだが縮むわけもないそれは修学旅行で買ったただの京扇子だまったくなにをしてるんだろうなにをやってるんだろうばかみたいって顔は笑っててでも涙は相変わらず次から次へとあふれてこぼれて頬を顎を伝ってぽたぽたとだらしなく服に染みをつくるのだいったいどうしてなんだろう悔しいのかしら悲しいのかしらそんなこともわからないくらいもうなにもかもがぐちゃぐちゃにとろとろに溶けてわたしの中から流れ出してしまったというのにじゃあこのあふれ出るものはなんなのだろうわたしにはわからない。
 誰か、

“泣いて泣いて泣いて”

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 うなじのあたりが不意にむずむずする。たぶん気のせいだ。生温い空気が纏いつくように感じているだけ。
 こんなに遅くなると思わなかった。駅までの道のりがこんなに入り組んだ暗がりだなんてことも。
(――それにしても)
 なんだか遠いなあ、と思う。くるときはこんなに歩いたかしら。それにこんなに鬱蒼とした繁みなんて。もしかして間違えたのだろうか。そうだきっと一本早く角を曲がってしまったのだろう。それなら次の角で左に曲がればきっと正しい道に出られる
(大丈夫、大丈夫……)
 思いとは裏腹に足は急く。うなじは相変わらずむずむず。それどころか背中全体じんわりと粟立つように反応している。
 反応? なにに?
 意識下の思考が気配を捉える。感触でも音でもない、幽かな。
(大丈夫)
 あった曲がり角。曲がりさえすればもう駅に着いたも同然だ。そう思っていたけれど。
 道が――。
 ほんの少し、カーブしている。だんだん右に逸れている。やっぱり戻ったほうが良いのだろうか。いやきっと心配ない。逸れたとしてもほかの道に繋がっているなら。繁みは一向に途切れる様子もなくどこまでも鬱蒼と続いている。カーブは徐々に大きくなり、その先は。
(うそ)
 行き止まり。
 戻るしかない。振り向いて。でも後ろには。
 気配。
(大丈夫)
 きっとなにもない。なにもないはずだ。靴音もしなかった。誰もいるわけがない。
 ヒトがいるわけがない。
 いるとしたなら――。
(大丈夫)
 意識下の思考は抑圧される。現実の妥当性に縋り付く。
 だから振り向いた。
 やっぱりヒトはいなかった。

“気配”

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 上を向いていても涙はこぼれる。こぼれないなら、本当に泣いてはいないのだ。
 こらえ切れなくなった涙を払うには下を向くしかない。だからわたしは俯いた。ほんのひとしずく払えば終わりかと思えばそんなことはなく、涙は筋になって頬を濡らした。もう顔を上げられない。どうしようもなくなってわたしは立ち止まった。足の力が抜けてしゃがみ込んだ。
「大丈夫ですか」
 天から声が降ってきた。女のひとの、透きとおった声。
「だいじょおぶ……です」
 啜り上げながら答えても説得力はなかっただろう。でもわたしは放っておいて欲しかった。こんな無様なところ、誰にも構って欲しくなかった。それなのに女のひとが去る気配はしなかった。黙ってそこにたたずんでいた。
 はやくいなくなれば良いのに。これじゃ泣きやんだところで立ち上がれない。なんで声なんてかけるんだろう。そんなことを思っていたら、すう、と気配が近づいた。
「これ、つかって」
 視界の中に差し出されたのは白いハンカチだった。きちんと畳まれた、花柄の刺繍入りの。
 みっともない顔してるのも忘れてわたしは顔を上げた。スーツ姿の女のひとがにっこりと微笑んでいた。
「泣いてすっきりしたら、また笑わないとね」
 ぼうぜんとしているわたしの手にハンカチを押し付けて、そのひとは立ち上がった。つられてわたしも見上げたけれど、すぐにそのひとは歩いていってしまった。
 あとに残ったのは真っ青なそら。
(お礼を言うの、忘れてた)
 ちっぽけだなあって、そう思った。

“上を向いて”

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